サッカー競技における反則に対する罰則のこと。例として、ペナルティーエリア内で、守備側の選手が反則を犯すと、攻撃側のチームにペナルティーキックが与えられる。 |
待ち伏せ行為を禁止するために、競技規則で定められた反則である。具体的には、味方からパスが出た瞬間に、パスの受け手と考えられる選手の前に、相手選手が2人以上いないとオフサイドの反則となる。但し、パスが出た瞬間に受け手が、ボールより前(相手ゴール側のボールの端点より前)にいる場合に限る。また、上記の条件を満たしていても、自陣内でのパスについては、オフサイドの対象外である。その他の条件は以下となっている。 ・スローイン、コーナーキック、ゴールキックはオフサイドの対象外。 ・ゴールキーパーのパントキックはオフサイドの対象。 ・パスが相手に当たって、オフサイドポジションの選手に渡ればオフサイド。 ・シュートをGK(ゴールポスト、ゴールバーも同等)がはじいて、オフサイドポジションの選手に渡ればオフサイド。 ![]() |
ゴールキーパーを除いた、フィールド上の選手がインプレー中に、手を使うとハンドの反則となる。 |
ハンドリングの略で、単純にハンドと呼ぶことが多い。 |
自陣のゴールキーパーへ、足を使ったパスもしくは、スローインによるパスを、キーパーが直接手を使って、処理した場合に反則となる。但し、意図しないパス(審判の判断による)、すなわちミスキックや、選手に当たり跳ね返りがパスとなった場合は、この反則には該当しない。また、足によるパスに、膝、脛、太腿のパスは含まれない。この反則を犯した場合、相手チームの間接フリーキックとなる。この、規則は、1992年に導入されている。 |
ボール奪うために、相手選手にタックルをした場合に、ボールに触る前に、相手選手に触れた場合、反則となる。これは、ボールではなく、相手選手にタックルしたとみなされる。また、後方からのタックルは非常に危険なので、警告、退場処分の対象となる。 |
相手選手を蹴った場合、キッキングの反則となる。相手選手を蹴ろうとした場合も、反則となる。 |
相手選手を転倒(つまずかせる)ことによる反則。 |
相手選手に飛び掛ることによる反則のこと。 |
危険な方法で、相手選手にチャージ(体当たり、突撃)すると反則となる。特にゴールキーパーへのチャージのことを、キーパーチャージと呼んでいる。また、サッカーの規則においては、ショルダーチャージ、すなわち肩によるチャージは正当なチャージとされていて、反則とはならない。 |
相手選手に唾をはきかける反則。 |
相手選手を殴打する反則のこと。競り合っているときに、手や肘で相手選手を殴ると反則である。 |
相手選手を手で掴んだり、押さえると反則である。ドリブルにより、抜かれそうになったときに、よく見受けられる反則である。 |
相手選手を突く、押すことによる反則である。 |
相手選手のドリブルやフリーランニングの進路を意図的に妨害した場合に、この反則となる。自分がボールキープをするために、体を使って相手選手を阻害するような動きになることがあるが、これについては、反則とはならない。 |
乱暴なチャージの反則で、チャージの対象がゴールキーパーにあるもの。 |
ゴールキーパーのパントキック、スローインに対して、足をあげたり、ジャンプしたりすることにより、妨害する行為に対する反則。 |
危険なプレーに対する反則のこと。相手選手の近くで足を高く上げたり、相手選手にスパイクの底を向けて突っ込む行為などに対する反則。例として、密集地帯で、オーバーヘッドキックを行うとこの反則に該当する。 |
スポーツマンシップに反する不正な行為に対する反則。時間稼ぎや、反則された振りをして、わざと倒れるシュミレーションなど。 |