データ選択の例として、リストフォームのサンプルコードを公開したいと思います。 具体的には、顧客情報を選択し、宛名シール印刷シート(帳票)に選択されたデータを表示するといったものです。 宛名シール印刷シートは、サンプルとして紹介するために、私が作成した架空のフォーマットです。市販の宛名シール用紙に合わせて、レイアウトを変更すれば、実用的に利用できるかと思います。サンプルでは、図形に名前をつけて、値を設定していますが、名前の付け方については、『セルや図形への名前付け方法』を参照してください。
また、このサンプルを応用すれば、年賀状や葉書を印刷するアプリ、各宅配業者向けの送り状印刷アプリなども比較的容易に作成できるかと思います(送り状印刷については、専用のプリンタが必要ですが…)。
私は、仕事で、某宅配業者の送り状印刷アプリを自作した経験があります。エクセルは直接データと連動できるので、非常に効率的に、このようなアプリを開発することが可能です。
ソースコードは、Microsoft社の製品 エクセル向けに書いたものなので、利用するには、ご使用のコンピュータに、エクセルがインストールされていることが、必須条件です。
以下は、サンプル画面です。
サンプルの顧客データは、300件の架空の個人情報です。このデータは、個人情報テストデータジェネレーターにより、作成したサンプルデータの一部を変更して利用しています。サンプルデータに含まれる個人名などの情報は、実在の人物とはまったく関係ありません。
印刷対象を、年賀状や葉書、送り状といった一般的によく利用されるものに変更して、対応させてみるのも面白いと思われます。
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